あずさの森 造成の記録  2000~

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 2000年の春から、枯れた木を片づけ、笹を刈り取って3年をかけて森の整備を
続けました。背の竹ほどもある笹の中でいつ終わるのだろうかと思いながら、
来る日も来る日も笹の刈り取りを続けました。
 あの日から15年。今ではあのとき想像することもできないほどのすばらしい
あずさの森ができました。たくさんのボランティアの皆さんのご支援をいただき、
今も少しずつあずさの森は成長を続けています。
 きっといつまでもあずさの森のオーナーの皆さんの心の森として成長し続けて
くれることを強く願っています。

 ごく普通の雑木林を3年ほどの時間をかけて、1本1本の木の種類や特徴、
あずさの森での位置を調べ、どの木を切るか、どんな風にアプローチを造るか、
四季の陽の周り方や風の吹き方など、ひとつひとつのあずさの森の良さと欠点を
調べ、じっくりと別荘づくりをしました。
 造園のプロである奈良さんにしつこいほど相談し、あずさの森と別荘づくりを
しました。一日の森づくりの作業の中で一本の木の枝を切るか切らないかと話し合い、
何日もかけて、枝を切るという感じでした。70年、80年、100年という時の流れを
しっかりと受け止め、大切に森づくりをしてきました。
 奈良さんには、言葉で尽くせないほどのご尽力をいただきました。